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各 260.0cm×180.0cm |
木島櫻谷作(このしまおうこくさく)「かりくら」 |
木島櫻谷(1877〜1938)は京都生まれの日本画家。徹底した写生を行い、透徹した自然観照と叙情あふれる画風で明治後半から昭和初期にかけて活躍した。その画風は京都画壇に伝統的な運筆法を駆使しながら、明治末期からは油絵の技法をも研究した鮮麗な色彩と造形で新境地を開いた。大正末期頃からは南画風の表現に傾き、写実みと瀟洒で詩情豊かな画風へと展開していった。 |