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阿弥陀如来 像高 70.0cm |
木造阿弥陀如来(あみだにょらい)及び両脇侍像(りょうわきじぞう) |
常楽寺(じょうらくじ)は、鎌倉幕府第三代執権北条泰時(1183〜1242)が義母のために建てた一梵宇に始まる。泰時は仁治3年(1242)5月9日に出家、6月15日に死去、翌寛元元年(1243)の命日に常楽寺で一周忌を修した。阿弥陀如来台座銘記の6月12日の日付は泰時の出家から33日後、死去の3日前にあたる。出家は死期を予感してのものと思われ、本三尊像はそれに前後して発願され、6月12日には三尊の本体が完成し、台座製作も蓮弁を葺くまでに至ったものと推定される。 |