|
本紙 151.7cm×361.6cm |
伝俵屋宗達筆(でんたわらやそうたつひつ) 「槙楓図(まきかえでず)」 |
屏風左下に宗達の別号である「対青軒」印が捺されているが、落款がないため「伝俵屋宗達筆」と表記される。現在、全ての研究者が宗達筆と認めている「樹木図屏風」は存在しない。そうしたなかで、細部の描写技法はもとより全体の構成法に至るまで、本屏風は俵屋宗達(生没年不詳)の様式を良く踏襲した「樹木図屏風」であるとされている。 |