(総長 197.7
cm
)
梅花皮柄黒漆太刀拵
日本刀は日本文化の中で特殊な位置づけがなされ、長く大切に保存され多くの名品が遺されているが、その外装(拵)は時代の推移・流行とともに常に新しく取り替えられ、中世の作品は殆ど現存しないのが実状である。
大山祇神社に現存する2m近いこの大太刀の外装は、欠損部分はあるものの、室町時代の製作当時のままの状態で遺されており、きわめて貴重である。
鞘木部の割れ、鍔の割れの接着、欠損部の補修等を行う。
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