後陽成天皇宸翰書状(本紙 縦32.5cm  横46.6cm)

れいぜいけこもんじょ 
冷泉家古文書

冷泉家に伝来した重要文化財の古文書278通のうち未表装の93通と、掛軸装となっている5幅(藤原定家書状ならびに某勘返状、足利義詮御内書、足利義澄御内書、某書状、後陽成天皇宸翰書状)を修復する。
 冷泉家古文書は、一家に伝来した数少ない鎌倉時代から江戸時代の公家文書として学術的価値が高く貴重なものである。 
 長い時代を経て、虫損による欠失が認められ、掛軸装には横折れも発生している。

Copyright (C) The Sumitomo Foundation. All Rights Reserved.

前ページに戻る