阿形(像高272.3cm)
木造金剛力士像2躯
京都市最北端の花背地区にある峰定寺の仁王門に安置されている檜材一木造りの金剛力士像。両像ともに像内腹部の墨書銘から長寛元年(1163年)に仏師僧良元が制作したことが知られ、平安時代後期の金剛力士像の特色を良く示す優品である。
しかし、多湿な周辺環境のためコケ・カビが全身を覆っており、コケ・カビ
類の除去、当初の漆地の剥落止め等の修復を行う。
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