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阿弥陀如来坐像
不動明王立像 像高 85.8cm 像高 73.7cm |
木造阿弥陀如来坐像(あみだにょらいざぞう)他3躯 |
大分県竹田市の南東部に位置する山田地区にある阿弥陀堂には、2組の仏像が伝存している。一つは、阿弥陀如来坐像と観音菩薩立像であり、いま一つは、不動明王立像と天部形立像である。前者は平安時代後期の作品であり、後者は鎌倉時代後期の作例である。さらに、前者は浄土教信仰を、後者は天台宗信仰を背景として制作されたことが考えられ、当地における多様で多彩な仏教盛行をうかがうことができる。 |