台記列見 (19紙 本紙 縦29cm 横48.8〜51.2cm)


冷泉家古文書他1件

冷泉(れいぜい)家に伝わる冷泉家古文書のうち、平安時代末期から鎌倉時代に書かれた後鳥羽上皇院宣、西園寺公経書状、慈円書状、藤原定家書状案、某書状の5点でいずれも軸装されている。
「台記列見」は、巻頭を藤原定家が写し、以下を側近に書写させた鎌倉時代前期の写本である。19紙すべてに紙背文書があり、ほとんどが書状類で、今後の解明がまたれる。
いずれも、本紙の損傷を補修し裏打ちを取り替える。

Copyright (C) The Sumitomo Foundation. All Rights Reserved.

前ページに戻る