(像高151cm)
木造不動明王立像
この不動明王(伝行基作)は不動寺開山(1501年)時に祐尊和尚により高野山龍光院から請来されたと伝えられている。像高151p、ほぼ等身大で通例の形姿をとる立像である。体躯は量感に富み、衣紋の表現も適度に変化があり、全体にまとまりのある造形から鎌倉前期の作と推定されている。
修復では、矧目を解体し、後補の彩色を取り除くと共に像の自立を図る。
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