2011年度 基礎科学研究助成 助成対象 |
(研究者名50音順、単位:万円) 研究者の所属・役職は、2011年10月の財団理事会開催時のものです |
研 究 テ ー マ |
研 究 者 |
助成金額 |
円筒型分子の連結によるチューブ状超分子の合成と物質移動場としての応用 |
秋根 茂久 筑波大学 数理物質系 准教授 |
160 |
複素解析的な葉層構造およびベクトル場の研究 |
足助 太郎 東京大学 大学院 数理科学研究科 准教授 |
40 |
分子の非対象化の高次制御を基軸とする生理活性物質の創製 |
荒井 孝義 千葉大学 大学院 理学研究科 教授 |
160 |
天然変性蛋白質HIV-1 TatによるRNA認識の物理化学的基盤 |
新井 宗仁 東京大学 大学院 総合文化研究科 准教授 |
250 |
蛋白質立体構造を用いた光化学系IIにおける水分子分解反応・電子移動過程の解明 |
石北 央 京都大学 生命科学系キャリアパス形成ユニット 特定助教 |
110 |
次世代超微細透明配線の電気的特性評価と同時TEMその場観察 |
石田 忠 東京大学 生産技術研究所 特任助教 |
200 |
マイクロ・ナノ固体粒子噴霧流を用いた半導体スーパー洗浄 |
石本 淳 東北大学 流体科学研究所 准教授 他1名 |
240 |
深部超解像イメージング技術の開発 |
磯部 圭佑 (独)理化学研究所 基幹研究所 協力研究員 |
150 |
高品質微小結晶における光・励起分極波動間強結合がもたらす可能性の探求 |
一宮 正義 大阪歯科大学 歯学部 講師 |
150 |
オートファゴソーム膜の非対称性に関する研究 |
伊藤 敬 東北大学 大学院 生命科学研究科 助教 |
200 |
生体膜小胞化活性を有する新規脂質結合ドメインによるエンドサイトーシスの制御機構 |
伊藤 俊樹 神戸大学 大学院 医学研究科 准教授 |
180 |
神経発達と自発的本能行動に関与する遺伝子解析 |
伊藤 素行 名古屋大学 大学院 理学研究科 准教授 |
180 |
紫外線発光無機蛍光体の創製と発光機構の解明 |
稲熊 宜之 学習院大学 理学部 教授 |
200 |
広範囲温度可変イオン源の開発と、イオンが関与した化学過程における温度ゆらぎの研究 |
井口 佳哉 広島大学 大学院 理学研究科 准教授 |
210 |
植物受精卵のライブイメージングと大規模発現解析による体軸獲得機構の解明 |
植田 美那子 奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス研究科 助教 |
200 |
核膜孔複合体ダイナミクスの分子機構およびその生理機能の解析 |
Wong Richard 金沢大学 フロンティアサイエンス機構 特任准教授 他3名 |
200 |
DNAマイクロアレイを用いた新規ストリゴラクトン生合成遺伝子の探索 |
梅原 三貴久 東洋大学 生命科学部 准教授 |
150 |
設計されたDNAナノ空間中での反応制御と1分子の動的な観察 (継続) |
遠藤 政幸 京都大学 物質‐細胞統合システム拠点 准教授 |
140 |
超稠密構造における新奇量子伝導機能の開拓 |
大串 研也 東京大学 物性研究所 特任講師 |
200 |
哺乳動物ミトコンドリアの分裂サイト形成と膜分裂過程の全容解明 |
大寺 秀典 九州大学 医学研究院 助教 |
140 |
配列状態制御分子ビームを用いた銅表面の化学反応制御 (継続) |
岡田 美智雄 大阪大学 科学教育機器リノベーションセンター 教授 他1名 |
140 |
細胞から切出したモデル細胞膜を用いたウィルス感染時の細胞膜のイメージング解析 |
奥野 貴士 山形大学 理学部 准教授 他1名 |
200 |
レトロトランスポゾンを利用した哺乳類の胎生機構獲得 | 小野 竜一 東京医科歯科大学 難治疾患研究所 助教 |
200 |
医療用プラズマジェットの活性種密度の計測と制御および殺菌に有効な活性種の調査 | 小野 亮 東京大学 大学院 新領域創成科学研究科 准教授 他2名 |
300 |
超解像度顕微鏡を用いたヒトiPS細胞エピジェネティック修飾の1細胞解析学 | Peter Carlton 京都大学 物質‐細胞統合システム拠点 特定助教 他2名 |
300 |
正確な遺伝子発現を保証するスプライシングチェックポイント機構の研究 | 甲斐田 大輔 富山大学 先端ライフサイエンス拠点 特命助教 他1名 |
200 |
時間発展する境界条件を持つ楕円型方程式の非線形問題の解析 | 川上 竜樹 大阪府立大学 学術研究院 助教 |
50 |
ウイルスの細胞侵入過程の可視化 | 川口 寧 東京大学 医科学研究所 感染症国際研究センター 准教授 |
200 |
制御された単一分子接合における新規機能の探索および機能制御 (継続) |
木口 学 東京工業大学 大学院 理工学研究科 准教授 |
140 |
生殖細胞小分子RNAの標的配列の網羅的同定 | 桐野 陽平 シダーズサイナイ・メディカルセンター 生物医科学学部 アシスタントプロフェッサー |
200 |
原生生物を用いた細胞内共生成立の分子メカニズムの解明 | 児玉 有紀 高知大学 教育研究部 助教 |
180 |
葉緑体低温定位運動を制御する遺伝子群の探索 | 児玉 豊 宇都宮大学 バイオサイエンス教育研究センター 助教 |
180 |
糖鎖修飾による自然免疫システムの多様な制御機構の解明 | 後藤 聡 慶應義塾大学 医学部 特任講師 |
360 |
興奮性媒体に生じる時空カオス現象を抑制するフィードバック制御系の解析とその設計 | 小西 啓治 大阪府立大学 大学院 工学研究科 教授 他1名 |
120 |
アルドステロン−ENaCシステムの進化と病の起源を探る:肺魚からのアプローチ | 今野 紀文 富山大学 大学院 理工学研究部 助教 他1名 |
180 |
摘出脳イメージングを核とする昆虫性行動の脳制御機構の研究 | 坂井 貴臣 首都大学東京 大学院 理工学研究科 准教授 他2名 |
120 |
植物細胞の脱水耐性機能を活性化する分子機構の解析 | 坂田 洋一 東京農業大学 応用生物科学部 教授 |
180 |
強磁性形状記憶合金の巨大磁歪効果を利用したスピン偏極率変調素子の開発 | 桜庭 裕弥 東北大学 金属材料研究所 助教 |
200 |
半導体光子源の量子性の改善を目指した核スピン状態の高偏極化 | 笹倉 弘理 北海道大学 電子科学研究所 助教 |
150 |
理論化学と化学情報学の連携による化学反応の予測と設計 | 佐藤 寛子 国立情報学研究所 情報学プリンシプル研究系 准教授 他1名 |
210 |
繊維状ウイルスを用いる機能性ハイドロゲルの創製 | 澤田 敏樹 東京大学 駒場オープンラボラトリー 助教 |
130 |
ポリアセチレンとペプチドより構成されるらせん梯子型高分子の合成と光学分割能評価 | 三田 文雄 京都大学 大学院 工学研究科 准教授 |
150 |
遊泳性三葉虫の骨格に秘められた流体力学的特性とその生物設計論 | 椎野 勇太 (独)国立科学博物館 特別研究員 他2名 |
200 |
特異点のブローアップによる可積分性の判定 | 柴山 允瑠 大阪大学 大学院 基礎工学研究科 講師 |
50 |
水棲型脊椎から陸棲型脊椎へ:異種間ゲノム工学による内軟骨性骨化の獲得機構の研究 | 宿南 知佐 京都大学 再生医科学研究所 准教授 他1名 |
120 |
接触抑制(コンタクトインヒビション)シグナルとその破綻による病態解析 | 鈴木 聡 九州大学 生体防御医学研究所 教授 他5名 |
200 |
機能性開殻分子システムの構築と物性探索 | 鈴木 修一 大阪市立大学 大学院 理学研究科 講師 |
150 |
全能性を規定する幹細胞遺伝子ネットワークの探索と全能性幹細胞作製への試み | 角 智行 九州大学 大学院 医学研究院 特任助教 他1名 |
200 |
マウス着床前胚におけるLeftyの役割 | 岡 勝吉 大阪大学 大学院 生命機能研究科 助教 |
120 |
コヒーレントX線回折による金属ナノ粒子の原子分解能イメージングの実証 | 橋 幸生 大阪大学 大学院 工学研究科 准教授 |
200 |
液晶電気対流の乱流間転移で探る、非平衡臨界現象における対称性の寄与の実験的解明 | 竹内 一将 東京大学 大学院 理学系研究科 特任助教 |
150 |
菌根・根粒共生で共有される宿主植物への感染分子システムの解明 | 武田 直也 基礎生物学研究所 共生システム研究部門 助教 |
190 |
二酸化炭素加圧による薬剤の融点降下機構の分光学的解明 | 竹林 良浩 (独)産業技術総合研究所 ナノシステム研究部門 研究員 |
140 |
非再生系組織における恒常性維持と細胞死 | 谷口 喜一郎 学習院大学 理学部 助教 |
220 |
アリールスルフィン酸塩とパラジウム触媒による不飽和炭化水素のアリール化 | 谷口 暢一 福島県立医科大学 医学部 講師 |
80 |
ジアゾ化合物の芳香族置換反応における「銅−酸」共触媒システムの開発 | 田山 英治 新潟大学 理学部 准教授 |
120 |
アミロイド線維の自己増殖反応機構の解明と制御 | 茶谷 絵理 神戸大学 大学院 理学研究科 准教授 |
210 |
ゲーム理論において現れる不連続な非線形項を持つ放物型方程式系の解の漸近挙動 | 出口 英生 富山大学 大学院 理工学研究部 講師 |
60 |
炎症性腸疾患の粘膜治癒過程における樹状細胞のTGF-bシグナルの重要性 | 手塚 裕之 東京医科歯科大学 難治疾患研究所 助教 |
180 |
「重合率傾斜型」有機・無機ハイブリッド材料の高機能化 | 徳田 陽明 京都大学 化学研究所 准教授 |
200 |
ムチン型糖鎖糖転移酵素によるインフルエンザウイルスの増殖抑制機構の解明 | 朝長 啓造 京都大学 ウイルス研究所 教授 |
180 |
ミトコンドリアにおけるNAD代謝経路を介した老化、老化関連疾患の制御機構の解明 | 中川 崇 富山大学 先端ライフサイエンス研究拠点 テニュアトラック特命助教 |
180 |
太陽風プラズマ流の中の月の電磁的役割の解明 | 中川 朋子 東北工業大学 工学部 教授 |
60 |
テトラヒメナを用いた従来の紡錘体型分裂装置とは異なる染色体分配機構の解明 | 中野 賢太郎 筑波大学 大学院 生命環境科学研究科 講師 |
180 |
光をキラル源として用いる光学活性高分子合成法の研究 | 中野 環 北海道大学 大学院 工学研究院 教授 他3名 |
160 |
遷移金属酸化物を用いた金属・酸化物薄膜積層構造の抵抗スイッチング機構の解析 | 西 佑介 京都大学 大学院 工学研究科 助教 |
150 |
ヤドクカエル毒チリキトキシンとゼテキトキシンの化学合成と構造確定 | 西川 俊夫 名古屋大学 大学院 生命農学研究科 教授 |
200 |
クロスカップリングによる生理活性多置換オレフィンの選択的合成 | 西原 康師 岡山大学 大学院 自然科学研究科 教授 他1名 |
120 |
光度と放射領域の変化を考慮した中性子星のサイクロトロン線の理論的研究 | 西村 治 長野工業高等専門学校 電子情報工学科 准教授 |
60 |
概日リズムの制御におけるステロイドホルモンの機能の解明 | 丹羽 隆介 筑波大学 大学院 生命環境科学研究科 助教 |
180 |
アストロサイト細胞内コンパートメントの解明 | 塗谷 睦生 慶應義塾大学 医学部 講師 |
180 |
オートファゴソーム膜形成の鍵を握る6回膜貫通型蛋白質Atg9の構造解析 | 野田 展生 (財)微生物化学研究会 微生物化学研究所 主席研究員 |
280 |
血液細胞分化におけるレチノイン受容体活性化に関するユビキチン化制御の解析 | 畠山 鎮次 北海道大学 大学院 医学研究科 教授 他2名 |
180 |
高等植物におけるプラスチドシグナルを介した色素体分化の制御機構 | 華岡 光正 千葉大学 大学院 園芸学研究科 特任准教授 他2名 |
200 |
社会性昆虫の表現型多型と社会組織化におけるDNAメチル化の影響 | 林 良信 北海道大学 大学院 地球環境科学研究院 特別研究員 他1名 |
200 |
疎水表面の精密デザインに基づく新規両親媒性分子の開発 | 平岡 秀一 東京大学 大学院 総合文化研究科 教授 |
200 |
時計蛋白質の翻訳後修飾を介した概日リズムによる生体の恒常性維持機構 | 平山 順 東京医科歯科大学 難治疾患研究所 准教授 他1名 |
100 |
細胞内物質輸送の制御:細胞質ダイニンの活性化のメカニズムの解明 | 広常 真治 大阪市立大学 大学院 医学研究科 教授 他2名 |
180 |
有機強相関電子系における光誘起テラヘルツ電荷・格子ダイナミクスの生成と制御 | 前島 展也 筑波大学 大学院 数理物質科学研究科 助教 |
100 |
反応物と全生成物の状態解析による光反応ダイナミクスのレーザー分光研究 | 松田 欣之 東北大学 大学院 理学研究科 助教 |
210 |
鳥類の受精成立に必要な精子因子の網羅的解析 | 水島 秀成 静岡大学 農学部 特別研究員 他1名 |
200 |
多孔性導電性分子磁石を用いた分子吸着の電気・磁気信号によるモニタリング | 宮坂 等 金沢大学 理工研究域 教授 他2名 |
140 |
近接場リアルタイムイメージングを目指したテラヘルツハイパーレンズの開発 | 宮丸 文章 信州大学 理学部 助教 |
150 |
ボーズ粒子系でのトポロジカル輸送現象の基礎理論とその物性現象への応用 | 村上 修一 東京工業大学 大学院 理工学研究科 准教授 |
100 |
神経外胚葉サイズを決定づける体軸形成機構の解析 | 谷口 俊介 筑波大学 大学院 生命環境科学研究科 助教 |
120 |
情動の季節周期を制御する分子神経基盤 | 安尾 しのぶ 九州大学 大学院 農学研究院 准教授 |
300 |
ハロゲン結合を駆動力とするπ共役分子アレイの構築と新奇な発光機能の創出 | 安田 琢麿 九州大学 大学院 工学研究院 准教授 |
200 |
蓄積冷却された放射性多価イオンによる宇宙元素合成の環境の研究 | 山口 貴之 埼玉大学 大学院 理工学研究科 准教授 他1名 |
280 |
転移性癌細胞による浸潤突起形成の分子機構の解明 | 山口 英樹 (独)国立がん研究センター研究所 ユニット長 |
140 |
マルチフェロイックスR(Mn, Fe)O3系における濃度相境界巨大応答特性 | 横田 紘子 千葉大学 大学院 理学研究科 助教 |
150 |
翻訳過程における tRNA tuning の一分子観察 (継続) |
吉澤 聡子 フランス国立科学研究センター 分子遺伝学研究所 専任研究員 |
220 |
テラヘルツ近接電磁場による磁性体薄膜の局所スピン制御技術の開発 | 渡邉 紳一 慶應義塾大学 理工学部 准教授 |
150 |
電子エネルギー損失分光を用いた高温条件下における分子の電子励起過程の研究 | 渡邉 昇 東北大学 多元物質科学研究所 助教 |
210 |
合 計 93 件 | 1億6,000万円 | |
※(継続)は、2010年度基礎科学研究助成に採択された研究者の、同一テーマでの継続研究への助成。 |
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