日本画3点の修復

 大英博物館内の平山修復スタジオのスタッフと日本の国宝修理装潢師連盟が派遣する修復師との共同作業で所蔵の絵画を2006年より継続して修復し、技術移転も図っているもの。今回の修復対象は以下3件。
 
 1.「阿弥陀三尊来迎図」
   絹本著色、162.0cm×56.3cm、鎌倉時代14世紀
 2.「松鷹図」
   岸岱(がんたい)筆、紙本著色、171.0cm×137.1cm、江戸時代1838年
 3.「愛染明王像」
   絹本著色、165.0cm×67.0cm、鎌倉時代14世紀)
 
対象案件は2018年度から助成対象となっているが(3のみ2019年度から)、コロナ禍で修復師の派遣が不可能となり、修復が中断したため、2021年度、2022年度の助成は行われていない。

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