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大英博物館内の平山修復スタジオのスタッフと日本の国宝修理装潢師連盟が派遣する修復師との共同作業で所蔵の絵画を継続して修復し、技術移転も図っているものである。 1.「扇面散らし図屏風」 (河村文鳳筆、六曲一双、紙本金箔銀箔地著色、171cm× 377cm、1800年頃) 2.「阿弥陀来迎図」(絹本著色、162.0cm×56.3cm、14世紀初め) 3.「松鷹図」(岸岱(がんたい)筆、紙本著色、171.0cm×137.1cm、1838年) 4.「愛染明王図」(絹本著色、165cm×67cm、鎌倉時代) 煩悩を悟りに変え悟りの境地まで導いてくれる煩悩即菩提の教えの仏様である愛染明王が、精緻な筆致で濃厚な彩色により描かれている作品である。 |