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カラコルム博物館(モンゴル)所蔵文化遺物の修復 |
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カラコルム博物館は、モンゴルの首都ウランバートルの南西約350kmのところにあり、2011年6月に日本政府とJICAの資金協力のもとに設立された。 本件は、2011年にモンゴルとカザフスタンの共同発掘隊により6〜8世紀頃の埋葬墓地から発掘された約350点の金装飾品、土像(人物や動物等)、木彫刻、銅/青銅工芸品等の多岐にわたる文化遺物。 1250年以上の眠りから醒めた遺物は、直ぐに劣化が始まっており、このままでは重要な文化遺物を失うという取り返しがつかない事態となる。これを避けるために、至急、補強や修復を行うものである。 |