ラホール城(パキスタン)所蔵・英領インド時代撮影の考古学調査写真乾板の保存とデータベース化

   20世紀初頭の英領時代、現パキスタン北西辺境州とパンジャーブ州の一般踏査と発掘調査が行われ、その際インド考古局北方支所が、遺跡の状態や保存修復プロセス等を撮影したガラス乾板がラホール城管理事務所に保管されている。その写真の多くが未発表で、学術的にも遺跡の保存整備にも重要な知見が得られるものである。
  2008年度には保存状況と管理マニュアルの作成、2009・10年度は保存作業とデータベース化の作業を行った。本年度は、引き続き保存作業とデータベース化を行い、ウェブ公開に向けた環境整備等を行う。

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