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キオッソーネ東洋美術館(イタリア・ジェノバ)所蔵 懐月堂安度筆「玩具を持つ立美人図」の修復 |
キオッソーネ東洋美術館は、明治時代にお雇い外国人であったキオッソーネが蒐集した質の高い日本美術コレクションを公開する美術館として、イタリア国内外での日本美術文化紹介に貢献している。 修復助成対象は、懐月堂安度筆「玩具を持つ立美人図」1704年〜1716年頃の作品。絹本著色。掛幅(額装)。1960年後半から1970年前半にかけ額装にされたが、過去に行われた不適切な修復、経年による痛みなどによって、現状は展示公開にはふさわしくない状態となっている。修復作業は、日本で行われる。 |