2018年度アジア諸国における日本関連研究助成対象一覧
(国・地域別、研究者名アルファベット順、単位:千円、米ドル) |
研 究 テ ー マ | 研 究 者 | 助成 金額 |
研究成果 (リンク) |
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1 | バングラデシュにおける海産物の生産/販売システムのモデル開発に、日本の食糧安全保障やブルーエコノミーの推進に関する経験を活用する研究 |
ムハマド・ナズルル・イスラム(他1名) ジャハンギルナガル大学 地理学・資源管理学科 准教授 (バングラデシュ) |
560 | |
2 | 自然災害復興における観光産業の役割:熊本県、北海道で発生した地震災害復興の比較研究 |
陳 宗誠(他1名) 香港中文大学 地理・資源管理学部 助教授 (中国) |
900 | ○ |
3 | 宗教と商業のネットワーク:仏教を中心とした838〜1403年の日中貿易 |
李 怡文 香港城市大学 中国歴史学部 助教授 (中国) |
1,350 | ○ |
4 | 中日韓における物流協力の展開と課題 |
李 紅梅 吉林大学 東北亜研究院 世界経済研究所 副教授 (中国) |
1,150 | ○ |
5 | 日本語母語話者による「行為要求の『取り消し』及びその返答」と「行為要求及びその返答」をめぐる双方向の談話研究 |
孫 楊 揚州大学 外国語学部 日本語学科 准教授 (中国) |
380 | ○ |
6 | 「満州国」における民事訴訟判決例に対する研究 | 譚 娟 華中師範大学 中国近代史研究所 講師 (中国) |
1,000 | |
7 | 日本の高速鉄道の技術移転がもたらす中国重商主義への影響 |
謝 燕娜 香港城市大学 アジア・国際研究学科 助教授 (中国) |
1,350 | ○ |
8 | 日本・中国の伝世七絃琴(重要文化財級)における画像学等の比較分析による日中の儒学受容・展開の特質の検討 |
王 風(他5名) 北京大学 中文系 教授 (中国) |
1,470 | |
9 | 多言語・多文化共生社会の視点から見た発話行為の日中対照研究:「謝り」と「弁明」を中心として |
文 鐘蓮 上海電力大学 外国語学院 日本語学科 教授 (中国) |
950 | ○ |
10 | 中国における日本の武士物語の受容と中国人の対日観 |
張 梅 中国社会科学院 日本研究所 助理研究員 (中国) |
350 | ○ |
11 | 日本における中国系専門職・技術職移住者の教育戦略と社会的ネットワーク |
趙 衛国 山東師範大学 心理学院 副教授 (中国) |
900 | |
12 | 中国における日本近代文学の受容と翻訳 |
趙 玉皎 天津商業大学 外国語学院 日本語学部 専任講師 (中国) |
470 | |
13 | 日本の職人文化の伝承における人とモノとの関係性についての研究 |
周 菲菲 南京航空航天大学 外国語学院 日本語学部 副教授 (中国) |
700 | ○ |
14 | 日本とマレーシア:防衛産業における協力の可能性の模索 |
チンナサミー・アガムダイナムビ・マラヴィジ(他2名) マルチメディア大学<マレーシア> 経営学部 上級講師 (インド) |
$4,600 | |
15 | 原子力と日本の文学:2011年福島原子力発電所事故前後に発表された日本の文学作品における核論争に関する比較研究 |
モハマド・ガンディ・アマンヌラ アイルランガ大学 人文学部 日本学科 専任講師 (インドネシア) |
500 | ○ |
16 | オランダ領東インド諸島における日本の貿易品の多様化に関する研究(1868-1942) |
メタ・スカル・プジ・アストゥティ(他1名) ハサヌディン大学 人文学部 日本文学科 講師 (インドネシア) |
750 | ○ |
17 | 日本語とインドネシア語の会話におけるあいづち行動(相互作用のやりとりを見ながら) |
リスダ・ヌルジャレカ スマラン国立大学 言語芸術学部 日本語教育学科 講師 (インドネシア) |
750 | ○ |
18 | 公共政策における意思決定プロセス:ジャカルタ・バンドン高速鉄道プロジェクトの日本・インドネシア二国間関係への影響の分析 |
パスハ・ジュリアン・アルドゥリン インドネシア大学 政治社会科学学部 政治学科長 (インドネシア) |
460 | |
19 | 日本のインドネシア人研修生・実習生の習慣、資金及び分野 |
ロベルト・正己・プラボゥオ(他2名) ビナ・ヌサンタラ大学 人文・日本語学部 研究員 (インドネシア) |
600 | ○ |
20 | 日本における稲藁工芸の地域密着型開発:インドネシアの稲作農村からの経験と開発パターン(クラテン県での研究事例) |
パンドゥ・プルワンダル(他1名) プンバグナン・ジャヤ大学 講師 (インドネシア) |
750 | |
21 | 視覚的受容と言葉による受容:西ジャワ州とバリ島の学生によるアイヌ民話と文化の解釈と促進 |
イダ・アユ・ラクスミタ・サリ(他1名) ウダヤナ大学 芸術学部 日本学科 講師 (インドネシア) |
1,300 | |
22 | 日本とインドネシア在住の日系インドネシア人の子どものアイデンティティーと帰属の調査:比較 |
ニノ・ヴィアルタシウィ 強靱性開発イニシアティブ 上級研究員 (インドネシア) |
700 | ○ |
23 | 近代探究:1945-1995年の中華系インドネシア人のメディアにおける日本に関する記事 |
イェリー・ウィラワン サナタ・ダルマ大学 文学部 歴史学科 講師 (インドネシア) |
$7,000 | ○ |
24 | ポストコロニアル、民族とジェンダーの輻輳:朝鮮総聯における日本人妻の歴史的研究 |
趙 金姫 香港大学<香港> 歴史学部 客員研究員 (韓国) |
700 | ○ |
25 | 贈朝屏風の画題をめぐる徳川幕府の対朝鮮文化政策の考察:第8回朝鮮通信使の贈朝鮮屏風を中心に |
鄭 美娟 韓国国立中央博物館 学芸研究士 (韓国) |
500 | |
26 | 近代済州島における日本人居留民の研究 |
高 暎子(他1名) 済州記録文化研究所 首席研究員 (韓国) |
1,500 | |
27 | 琉球使節と近世東アジアの交流ネットワーク |
李 豪潤 ソウル基督大学校 基礎教養教育学科 助教授 (韓国) |
$7,000 | ○ |
28 | 日韓・日中歴史認識問題の比較研究 |
朴 敬a 国民大学校 グローバル人文・地域学部 日本学科 非常勤講師 (韓国) |
650 | ○ |
29 | 東アジア海域における相生のための交流研究:九州・沖縄をめぐる「船の道」を中心に |
宋 浣範(他2名) 高麗大学校 グローバル日本研究院 教授 (韓国) |
900 | ○ |
30 | 東アジア勸善書の移動と庶民教育:特に六諭衍義を中心として |
成 海俊 東明大学校 国際学部 日本学科 教授 (韓国) |
550 | ○ |
31 | 中国の台頭を背景としたマレーシアの対日政策:「ルックイースト政策」の再解釈 |
ギーダ・ゴヴィンダサミー(他1名) マラヤ大学 人文社会学部 東アジア学科 上級講師 (マレーシア) |
$10,000 | |
32 | 臓器移植に対する態度と意識に関する日本とマレーシアの大学生の比較研究 |
ホー・ジョアン(他2名) マレーシア・プトラ大学 経済経営学部 准教授 (マレーシア) |
$7,000 | ○ |
33 | 銅鐸模様からみる日本・マレー半島関係の研究 |
アドナン・ビン・ジュソー スルタンイドリス教育大学 人文科学学部 歴史学科 講師 (マレーシア) |
$3,300 | ○ |
34 | 東南アジアにおけるシェークスピア劇場に対する舞踏の影響 |
コック・スメイ(他1名) マラヤ大学 人文社会学部 英語学科 上級講師 (マレーシア) |
300 | ○ |
35 | 仮想評価法に基づく河川の保護と環境回復に向けた認識に関する日本とマレーシアの比較研究 |
ペイ・ハウティオン(他1名) マレーシア科学大学 河川工学・都市下水調査センター 上級講師 (マレーシア) |
900 | ○ |
36 | マレーシアの日本人駐在員における異文化適応 |
クリストファー・リチャードソン マレーシア科学大学 ビジネス研究科 上級講師 (マレーシア) |
$1,200 | |
37 | 日本の食品産業におけるイチゴの加工食品・パッケージング・貯蔵技術に関する研究 |
ロスナ・シャムスディン(他2名) マレーシア・プトラ大学 工学部 食品工学科 准教授 (マレーシア) |
$13,000 | ○ |
38 | プライバシー権に対する人工知能の影響:日本とマレーシアにおけるデータ保護法の比較研究 |
テイ・ペクサン(他1名) マラヤ大学 法学部 准教授 (マレーシア) |
320 | ○ |
39 |
日本における電気自動車用充電スタンドの設置・運営とマレーシアへの示唆に関する研究 |
ジャバル・アル・ファッタ・ヤハヤ(他2名) マレーシア・トゥン・フセイン・オン大学 電気工学部 講師 (マレーシア) |
1,150 | ○ |
40 | マレーシアの日系企業における現地人の日本語話者と駐在員とのコミュニケーション実態調査 |
ヨー・リースー(他2名) マレーシア科学大学 言語・リテラシー・翻訳学部 専任講師 (マレーシア) |
1,050 | ○ |
41 | 特別支援児童の母親の就労に関する日本とマレーシアの比較研究 |
アザリア・ザカリア(他2名) マラ工科大学 ビジネス・マネージメント学部 上級講師 (マレーシア) |
600 | |
42 | 日本という記憶 − モンゴルにおける博物館、記念碑についての研究 |
ゴンチグドルジ ニャムドルジ モンゴル軍事博物館 研究員 (モンゴル) |
$5,000 | ○ |
43 | 1941年から1975年を対象とした文学研究:日本と東南アジア(フィリピン、ベトナム、カンボジア)の青少年向けの現代文学作品の分析 |
ゴンザロ・アブリュ・コンポアムル 二世 フィリピン大学 研究普及活用室 所長 (フィリピン) |
$5,800 | ○ |
44 | 日本とアセアン諸国を対象としたデジタルグローバル時代におけるジャーナリズム教育 |
ポーリン・ギジェット・レストリア・エストラ(他1名) イルメナウ工科大学(ドイツ) メディア・コムニケーション社会学科 研究助手 (フィリピン) |
$8,000 | ○ |
45 | 東京のカトリック教会に礼拝する移民信徒:東京大司教区における多文化的教会モデル |
ウィラード・エンリケ・ラシリス・マラカーン デ・ラサール大学 宗教学部 准教授 (フィリピン) |
650 | ○ |
46 | テレビのホワイトスペース(TVWS)の管理手法に関する日本、フィリピン、シンガポールの3国間の比較研究 |
ローエンス・ヤセイ・マテルム(他1名) デ・ラサール大学 ECE学部 准教授 (フィリピン) |
$3,000 | |
47 | 日本で働くフィリピン人(OFW)の社会保障:移民労働政策と労働状況に対する影響 |
ベロニカ・エスポソ・ラミレス(他1名) アジア太平洋大学 研究交流センター 准教授 (フィリピン) |
$6,500 | ○ |
48 | フェイクニュースに関する研究:日本から東南アジアへの教訓 |
ジェームス・ゴメス アジアセンター<タイ> 会長 (シンガポール) |
$3,000 | ○ |
49 | 瀬戸内海の芸術:瀬戸内トリエンナーレの地元共同体に対する影響 |
リム・インイン・ミッシェル 南洋理工大学 芸術・デザイン・メディア研究科 准教授 (シンガポール) |
$15,000 | ○ |
50 | 日本のLGBT活動、権利及び認知度:東京レインボープライドと沖縄ピンクドットの事例 |
ユエン・シューミン シンガポール国立大学 日本学科 教育助手 (シンガポール) |
1,370 | ○ |
51 | アジアを設計する:戦間期の「造形美術」と「造形文化運動」について |
陳 以凡 カリフォルニア大学<米国> 視覚芸術学科 博士課程 (台湾) |
800 | |
52 | 台湾漆器の発展に寄与した山中公美術工芸漆器製作所の活動に関する調査・研究 |
笵 以欣 聯合大学 文化観光産業学科 准教授/副教授 (台湾) |
800 | ○ |
53 | 「水産技術」と「食文化」: 戦後の台湾の鰹節製造技術による食文化への影響 |
郭 忠豪(他1名) 台北医学大学 一般教育学センター 助教授 (台湾) |
$9,500 | ○ |
54 | 東郷実と近代台湾農業調査体系の構築 |
林 佩欣 台北大学 歴史学科 非常勤助理教授 (台湾) |
800 | ○ |
55 | 台湾進出日系企業における異文化コミュニケーションの研究 |
呉 岳樺 高雄餐旅大学 応用日本語学科 准教授 (台湾) |
500 | ○ |
56 | 日本におけるHIV感染予防に対する認識及び医療向上に対する情報伝達の調査:日本、インドネシア、タイのHIV感染予防プログラムの比較研究 |
チャッティヤー・ニットポンプラサート(他1名) アダムスラブ・グローバル基金 社会学研究者 (タイ) |
1,140 | |
57 | グローバル化時代に求められる人材の育成:大学カリキュラムにおける海外インターンシップの課題と展開 |
ムニンタラウォン シリワン タマサート大学 教養学部 日本語学科 専任講師 (タイ) |
580 | ○ |
58 | 古都チェンマイの歴史的街並みの保存と災害リスク軽減:日本の伝統的建造物群保存地区システムの教えからタイ地域社会の災害リスク改善への提言 |
ナッタシット・シーナラーク チェンマイ大学 都市計画・環境研究センター 社会調査学院 都市計画・環境研究センター長 (タイ) |
840 | ○ |
59 | 災害教育とコミュニティ開発:日本とタイの事例研究 |
ワーリッチャー・ウォンパヤット チュランロンコーン大学 建築学部 建築学科 助教授 (タイ) |
460 | ○ |
60 | 組織文化と従業員の忠誠心:日本の企業文化を応用した日本企業とベトナム企業の分析 |
レ・ティ・ゴック・ラン(他3名) 貿易大学 研究員 (ベトナム) |
$7,900 | |
61 | 台湾企業と韓国企業との比較によるベトナムの日本企業のストライキの現状研究 |
グエン・ズイ・ズン(他3名) ベトナム社会科学院 東南アジア研究所元所長/上級研究院 (ベトナム) |
$13,000 | ○ |
62 | 農村コミュニティーにおける人口移動、人口減少、活性化:日本の経験とベトナムへの教訓 |
ファム・ティエン・タイン(他2名) トンドゥックタン大学 経営管理学部 経済学科 講師 (ベトナム) |
$5,000 | |
合計 62 件 | 34,400千円 + 134,800米ドル |
63件、金額(35,000千円/134,800米ドル)の助成を決定しましたが、うち1件辞退がありました。