2011年度アジア諸国における日本関連研究助成対象一覧 |
(国・地域別、研究者名アルファベット順、単位:千円、米ドル) |
研 究 テ ー マ |
研 究 者 |
助成金額 | 研究成果(リンク) | |
1 | 伝統的手工芸技術の継承過程に関する日中比較研究 −福岡県柳川市と新疆カシュガル市を事例に− |
アナトラ グリジャナティ (他2名) 新疆師範大学 言語学院 講師 (中国) |
1,050 | ○ |
2 | 学生の学習行動と大学教育の影響力:日・中・米の国際比較 |
鮑 威(他1名) 北京大学 教育学院 准教授 (中国) |
700 | ○ |
3 | 中国の日本語MTIに特化した通訳(同時通訳)教授法の開発と研究 |
丁 莉 北京大学 副教授 (中国) |
900 | ○ |
4 | 非言語行動を使った日本人、中国人が相手国に対してどのような反感をもたらすかの(心理的な)分析 |
管 延軍(他1名) 中国人民大学 労働人事学院 助理教授 (中国) |
760 | ○ |
5 | 橘樸の満州国地方自治構想 |
郭 冬梅(他3名) 東北師範大学 日本語研究所 准教授 (中国) |
700 | ○ |
6 | 地域公共財と東アジアにおける機能的連携: 日本の実践と中国への示唆 |
賀 平 復旦大学 日本研究センター 講師 (中国) |
700 | ○ |
7 | 日本語と中国語の敬語表現の共通性と差異のメカニズム: 神経言語学の立場からの分析 |
蒋 曉鳴 北京大学 脳・認知科学センター 心理学科 博士後研究員 (中国) |
$10,000 | ○ |
8 | 「満州電業株式会社」史 |
井 志忠(他6名) 東北師範大学 日本研究所 准教授 (中国) |
800 | ○ |
9 | 中国における日本のマンガ・アニメ作品の流通ルートに関する研究 |
李 常慶 北京大学 信息管理学部 教授 (中国) |
700 | ○ |
10 | 高齢期の自立生活支援に関する中日比較研究 |
李 東輝(他4名) 大連外国語学院 日本語学院 副教授 (中国) |
500 | ○ |
11 | 楽琵琶の旋律にある琵音(アルペジオ的)技法− 平安時代から現代にかけての唐楽の歴史的な発展との関連 − |
呉 国偉 香港理工大学 香港専上学院 講師 (中国) |
$6,000 | ○ |
12 |
越境する作家芥川龍之介 − その中国旅行と『支那游紀』に関する研究 − |
秦 剛 北京外国語大学 北京日本学研究センター 副教授 (中国) |
620 | ○ |
13 | 近世中国における日本語受容と和文学創作に関する研究 |
唐 権 華東師範大学 外語学院 日本語学科 副教授 (中国) |
650 | ○ |
14 | 日中国交正常化以降の日本政治家の中国観の変遷 | 田 慶立 天津社会科学院 日本研究所 副教授 (中国) |
700 | ○ |
15 | 社会福祉協議会における高齢者福祉サービスの比較研究 |
田 香蘭 天津社会科学院 日本研究所 副研究員 (中国) |
300 | ○ |
16 | 江戸時代における朱子学の「日本化」について:日本の朱子学者集団の神道観と歴史観 |
王 玉強(他1名) 吉林大学 東北アジア研究所 講師 (中国) |
600 | ○ |
17 | 中国社会法の形成と日本法からの影響 |
魏 倩 北京大学 法学院 労働法と社会保険法研究センター 研究員 (中国) |
900 | ○ |
18 | 豊子ト訳『源氏物語』の中国語訳について |
徐 迎春 上海海洋大学 外国語学院 日本語学部 講師 (中国) |
410 | ○ |
19 | 農林水産分野の国際協力に関する中日比較研究: 稲作技術の海外移転を例として |
楊 東群 中国農業科学研究所 農業経済与発展研究所 副研究員 (中国) |
700 | ○ |
20 | 清朝後期に揚子江流域で日本人が経営した中国語新聞の系譜の研究 |
陽 美燕 湖南大学 ジャーナリズム・コミュニケーション学院 准教授 (中国) |
$5,000 | ○ |
21 | 日本語とウイグル語の類型学的比較研究 −アスペクトを中心に− |
イブライン シャデイヤ 新疆大学 人文学院 教師 (中国) |
700 | ○ |
22 | 近代日本の元老政治 |
張 艶茹 中国社会科学院 世界歴史研究所 助理研究員 (中国) |
600 | ○ |
23 | 漢詩人としての広瀬淡窓の研究 |
張 宇超 南京大学 域外漢籍研究所 博士課程 (中国) |
360 | ○ |
24 | 日本における史記の伝播・受容 |
張 玉春(他2名) 曁南大学 中国文化古籍研究所 教授 (中国) |
900 | ○ |
25 | 日本図書館所蔵の中国での伝承が絶えた古書『玉燭寶典』の収集と研究 |
朱 新林 浙江大学 古籍研究所 助理研究員 (中国) |
950 | ○ |
26 | 日本・インドネシア経済連携協定4年間の実施成果のレビュー:インドネシアの立場からの 分析と評価 |
シャムスル ハディ インドネシア大学 社会政治学部 教員 (インドネシア) |
400 | ○ |
27 | インドネシアにおける地域医療健康意識の改善のためのモバイル健康テクノロジーの発展可能性 |
トゥティク・スリ・ハリヤティ (他3名) インドネシア大学 看護学部 教員 (インドネシア) |
$8,400 | ○ |
28 | 高齢者にフレンドリーな高層住宅の建設に向けて:日本とインドネシア間の高齢者用高層住宅の比較研究 |
エドワード・エンドリアント・ パンデラキ(他2名) ディポヌゴロ大学 工学部 教員 (インドネシア) |
680 | ○ |
29 | 日本・インドネシア経済連携協定のプログラムに基づいて日本に派遣されるインドネシア人看護師・介護士が直面する様々な障害 |
ハミディ・ロナルド・ダニエル・レイ(他2名) インドネシア教育大学 スポーツ・健康学部 教員 (インドネシア) |
840 | ○ |
30 | 明治期における古典の解釈 −明治期儒学者を中心に− |
アンディ バンキット セティアワン ディアン・ヌスワントロ大学 言語文学部 日本学科長 (インドネシア) |
500 | ○ |
31 | 西スマトラの若者達が日本のコミックを通して認識する日本の価値と文化 |
スダルモコ(他1名) アンダラス大学 人文学部 教員 (インドネシア) |
$4,200 | ○ |
32 | 大規模な自然災害時における日本人とインドネシア人の連帯意識と集団帰属意識の実証的研究 |
ハリー・スシアント(他2名) インドネシア大学 心理学部 上級教員 (インドネシア) |
680 | ○ |
33 | 綺麗のイメージ:インドネシアの メディアにおける化粧品広告の 「日本の美」のイメージの形成 |
アフマド・シャリフ バンドン工科大学 芸術・デザイン学部 教員 (インドネシア) |
555 | ○ |
34 |
戦後における女の「老い」 −女流作家の作品を中心に− |
崔 殷景 東亜大学校 国際学部 日本学科 非常勤講師 (韓国) |
420 | ○ |
35 | 日韓島嶼社会における観光と文化政策に関する比較研究−沖縄と済州島の祭りを中心に− |
姜 京希 済州歴史文化振興院 研究員 (韓国) |
750 | ○ |
36 | 日韓民事訴訟制度の比較 −統計数値からみた両国の制度の長所と短所− |
金 祥洙 西江大学校法学専門大学院 教授 (韓国) |
800 | ○ |
37 | 国家主義的社会、社会主義的国家 −両大戦間の日本における社会学と東亜共同体− |
李 錫遠 ローズ大学(米国)歴史学科 助教授 (韓国) |
$6,500 | ○ |
38 | 多文化共生社会の形成に関する韓日比較研究 −地域レベルの公共サービスと外国人住民− |
李 鍾久(他3名) 聖公会大学校 社会科学部 教授 (韓国) |
1,000 | ○ |
39 |
文化史的観点からの日韓中世漢字音研究の対照的研究 −韻書の受容史を中心に− |
李 承英 光云大学 教養学部 助教授 (韓国) |
700 | ○ |
40 | 日本帝国における労働衛生の展開−日朝両地域の逓信職員の健康と疾病− |
林 采成 ソウル大学校 日本研究所 助教授 (韓国) |
800 | ○ |
41 | 日本原爆被爆者援護政策における被爆者の境界と在韓原爆被爆者 |
呉 殷政 ソウル大学校 社会科学大学 人類学科 博士候補生 (韓国) |
600 | ○ |
42 |
日本の宮中楽舞の源泉を探って −高麗楽<しんそりこ>を 中心に− |
朴 泰圭 韓神大学校 日本地域学科 講師 (韓国) |
700 | ○ |
43 |
近代初期[1900-1920]朝鮮半島における日本伝統韻文(和歌・俳句)文学の形成及び日本人と韓国人との文学交流をめぐる 研究 |
嚴 仁卿 高麗大学校 日本研究センター 研究教授 (韓国) |
680 | ○ |
44 | 日本における組織と社会倫理: 東アジア社会との比較の視座から |
林 慶澤 全北大学校 人文大学 日語日文学科 教授 (韓国) |
650 | ○ |
45 | マレーシア・クランタン州のワヤン・クリット(影絵芝居)と日本の文楽における言語行為の比較分析:ワヤン・クリットにおける能動的女性人形遣いと文楽における受動的女性人形遣い |
アリス・アフマド(他2名) マレーシア科学大学 芸術学部 上級講師 (マレーシア) |
800 | |
46 | 日本とマレーシアにおける在宅看護の比較研究 |
カマルル・アリフィン・ バハルディン(他1名) マレーシア科学大学病院 緊急医療科 上級講師 (マレーシア) |
$13,000 | ○ |
47 | 来日経験のあるマレーシア人観光客の日本再訪の意思に対して、リスク認識、リスク減少戦略並びに政府の介入が与える影響に関する研究 |
チュー・インテン モナシュ大学マレーシア校 経営学部 講師 (マレーシア) |
900 | ○ |
48 | 危機に直面する保守政権:自由民主党(LDP)と統一マレー人国民組織(UMNO)の比較研究 |
ムハマド・タキュディン・ イスマイル(他1名) マレーシア国民大学 社会科学・人文学部 講師 (マレーシア) |
550 | ○ |
49 | ルックイースト政策:政策評価とこれまでの強い影響力 |
カルティニ・アブ・タリブ・ カリド (他3名) マレーシア国民大学 民族研究所 シニア・リサーチ・フェロー (マレーシア) |
$15,000 | ○ |
50 |
自動車産業のサステナビリティのために、再製造戦略を如何に成功裡に実行させ得るか? −日本とマレーシアにおける社会科学技術的展望の比較− |
ズライダ・アブドゥル・ワハブ マレーシア国民大学 工学・建築環境学部 准教授 (マレーシア) |
800 | ○ |
51 | 日本のJICAによる教育プロジェクトがモンゴルのEFA(万人のための教育)の達成に与えた影響 |
ジャダムバー ニャム (他3名) モンゴル国立教育大学 現職教師トレーニングセンター センター長 (モンゴル) |
650 | ○ |
52 | フィリピン人と日本人の間に 生まれた子供たちの日本での文化的アイデンティティの研究 |
ディンド パルセ カフェ デ・ラ・サール大学 教養学部 准教授 (フィリピン) |
$9,900 | ○ |
53 | フィリピンのスペイン語新聞(1900年-1910年) における日本のイメージ |
ウィスタン サラーダ デ ラ ペーニャ フィリピン大学 ディリマン校 文学部 教授 (フィリピン) |
$7,090 | ○ |
54 | フィリピンと日本のフェアトレード運動の持続可能性 |
ズライダ マエ カビーロ ビリャヌエバ (他1名) フィリピン大学 ディリマン校 社会科学・哲学部 研究員 (フィリピン) |
900 | ○ |
55 | 支配的な母:フィリピンと日本の小説の比較分析 |
ホープ サバンパン ユー サンカルロス大学 セブ研究センター ディレクター (フィリピン) |
$7,000 | ○ |
56 | ポップカルチャーの消費と価値の創出:日本とベトナムにおけるポップカルチャーファンの 文化の民族誌的研究 |
カム・ティアムファット シンガポール国立大学 人文社会科学部 日本研究学科 ティーチング・アシスタント (シンガポール) |
500 | ○ |
57 | 戦後日本の石炭産業における技術と構造改革:歴史的および国際関係的視点より |
リム・タイウェイ 香港中文大学 日本研究学科 助教授 (シンガポール) |
650 | ○ |
58 | 「同文」(同じ漢字文化圏)がもたらした植民地の流行語現象 −日本と台湾の「進化」、「文明」、「大衆」 、「モガ」、「モボ」− |
陳 培豊 中央研究院 台湾史研究所 副研究員 (台湾) |
900 | ○ |
59 | 日本語とアタヤル語との接触によって生まれた新しい言語の記述調査 |
簡 月真 東華大学 原住民民族学院 准教授 (台湾) |
1,100 | ○ |
60 | 微気候と人間の快適さについての温帯と亜熱帯にある都市公園の比較 |
謝 俊民 成功大学 都市計画学科 助理教授 (台湾) |
950 | ○ |
61 | 井伏鱒二の「昭南」文学研究 |
阮 文雅 東呉大学 日本語文学系 助理教授 (台湾) |
650 | ○ |
62 | 外交と「古文辞学」 −江戸中期知識人と朝鮮通信使との筆談・唱和をめぐって− |
藍 弘岳 交通大学 人文社会学院 助理教授 (台湾) |
900 | ○ |
63 |
ロボット演劇から見た 日本ロボット研究 |
林 宗徳 清華大学 通識教育中心 助理教授 (台湾) |
$8,500 | ○ |
64 | 日本語教科書における外来語の研究 |
林 慧君 台湾大学 文学院日本語 文学系 副教授 (台湾) |
950 | ○ |
65 | 台湾における日本文化の受け入れと日本語習得に関する調査研究 −日本語専攻と非専攻の比較を焦点に− |
林 麗娟 嘉義大学 外国語学科 副教授 (台湾) |
700 | ○ |
66 |
武士の思想形成についての 一考察 − 藩校・私塾の教育実態を中心に − |
林 孟蓉 中国文化大学 日本語学科 助理教授 (台湾) |
800 | ○ |
67 |
映画『一八九五』に表象された日本軍 − 森鴎外像を中心に − |
林 淑丹 文藻外国語学院大学 日本語学科 准教授 (台湾) |
1,100 | ○ |
68 | 日本と台湾における人体用ワクチンの製造販売機関の役割とその相互作用(1909-1931) |
沈 佳姍 政治大学 台湾史研究所 博士課程 (台湾) |
600 | ○ |
69 |
想像と創造された植民地文学: 戦前日本植民地作家の作品を中心として |
王 恵珍 清華大学 台湾文学研究所 助理教授 (台湾) |
900 | ○ |
70 | 日本統治下の台湾における 法院(裁判所)通訳の知識生産活動−小野西洲(眞盛)を中心に− |
楊 承淑 輔仁大学 跨文化研究所 教授 (台湾) |
870 | ○ |
71 | 長野県木曾地方における自然災害に関する民間伝承の保存と活用 |
アチャラーワン
イサラーンクン・ナ・ アユタヤ (他1名) スコータイ・タマティラート大学 助教授 (タイ) |
$8,500 | ○ |
72 | タイにおける視覚障害者のための中等日本語教育 |
ティーラット ロムスィー (他1名) ランパーン・カンラヤーニー・スクール 教師 (タイ) |
640 | ○ |
73 | 日本の高齢化社会における 人生管理としての仏教の役割: 世界遺産である高野山の真言宗仏教コミュニティのケーススタディ |
デゥアンチャイ ロータナワニット タマサート大学 助教授 (タイ) |
910 | ○ |
74 | ナコンナーヨック県にある第二次世界大戦の共通遺産についての解釈 |
ティアムスーン
シリシーサック (他1名) マヒドン大学 講師 (タイ) |
740 | ○ |
75 | 平行でない道:近世のベトナムと日本における社会経済的発展の比較研究 |
ホアン・アイン・トゥアン (他3名) ハノイ国家大学 人文社会科学大学歴史学部 副学部長 (ベトナム) |
$9,480 | ○ |
76 | 日本人の「断る」言語行為の 特徴 −ベトナム語との比較− |
ゴ・フォン・ラン ベトナム社会科学院 北東アジア研究所 日本研究センター 副所長 (ベトナム) |
$10,800 | ○ |
77 | 2008年グローバル金融危機以降のASEAN+3の域内金融協力における日本の役割 |
グエン・ヴァン・ハー(他2名) ベトナム社会科学院 東南アジア研究所 研究員 (ベトナム) |
$9,500 | ○ |
78 | 日本におけるリサイクル社会のモデルとベトナムのための日本の経験 |
ファム・ティ・スアン・マイ ベトナム社会科学院 北東アジア研究所 上級研究員 (ベトナム) |
$8,300 | ○ |
79 |
日本の品質管理の移転可能性に関する国民文化の影響: ベトナムの製造業における実証的研究 |
ファン・チー・アイン ハノイ国家大学 経営大学 経営学研究センター長 (ベトナム) |
$8,350 | ○ |
80 | 「授業研究」の適用−ベトナム・カントー大学・教育学部での 就職前教員教育プログラムに プロフェッショナルな日本式の教師の成長モデルを取り入れる研究− |
チン・クオック・ラップ カントー大学 教育学部 副学部長 (ベトナム) |
$6,100 | ○ |
合計 80 件 |
44,415千円 + 161,620米ドル |
Copyright (C) The Sumitomo Foundation. All Rights Reserved.