第1巻(本紙 縦140.5p 横83.2p)
絹本著色親鸞聖人絵伝 
専稱寺(せんしょうじ)の「親鸞聖人絵伝」は、絵伝をおさめた箱に「土佐光信画」と書かれており、光信が作者と推測される。
また本願寺七代存如上人御筆裏書から、宝徳元年(1449年)11月28日に専稱寺に下附されたことがわかる。
美術史上土佐派の絵画を知るうえで貴重な作品であるとともに、蓮如以前の北陸の真宗教団史を知るための貴重な歴史資料でもある。
このたび長年の汚れや油染みを除去し、傷んだ部分については裏打ちをするなどして修復を行う。

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