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本紙 19.1cm×438.5cm |
紹巴等賦何人連歌百韻懐紙(じょうはとうふすなにひとれんがひゃくいんかいし) |
本作品は織豊時代の連歌壇の第一人者紹巴が指導する百韻連歌である。連衆は13人、ほとんどが紹巴の取り巻きである。成立の天正18年(1590)は、秀吉が小田原の北条、東北の伊達を制圧して、名実共に天下人となった年である。発句の「霜とけて浅茅色こき冬野哉 紹巴」は、そんな関東・東北の諍乱の終息を寿ぐ気配が感じられる。 |